Life

いまを生きる一人のクリスチャンの、生活、人生、いのち。

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放蕩息子

ある人に息子がふたりあった。
 弟が父に、『お父さん。私に財産の分け前を下さい』と言った。
 それで父は、身代をふたりに分けてやった。

 それから、幾日もたたぬうちに、弟は、何もかもまとめて遠い国に旅立った。
 そして、そこで放蕩して湯水のように財産を使ってしまった。

 何もかも使い果たしたあとで、その国に大ききんが起こり、
 彼は食べるにも困り始めた。
 それで、その国のある人のもとに身を寄せたところ、
 その人は彼を畑にやって、豚の世話をさせた。
 彼は豚の食べるいなご豆で腹を満たしたいほどであったが、
 だれひとり彼に与えようとはしなかった。

 しかし、我に返ったとき彼は、こう言った。
 『父のところには、パンのあり余っている雇い人が大ぜいいるではないか。
  それなのに、私はここで、飢え死にしそうだ。
  立って、父のところに行って、こう言おう。
 「お父さん。私は天に対して罪を犯し、またあなたの前に罪を犯しました。
  もう私はあなたの子と呼ばれる資格はありません。
  雇い人のひとりにしてください。」』
 こうして彼は立ち上がって、自分の父のもとに行った。

                      ルカ15:11-20



この放蕩息子の箇所は、
小さい頃から教会でよく聞いた話でした。
また大学の聖書研究会でも、
昨年の合宿のテーマ箇所となりじっくり学んでいました。

しかし今読み返すと、過去とは全く違った印象を覚えます。
この箇所によって、心揺さぶられ、目頭が熱くなるのです。

理由は一つ。
私自身が、正真正銘の「放蕩息子」だと、心から悟ったからです。



私は七人兄弟の長男として生まれました。
父は牧師、母も熱心なクリスチャンです。
決して裕福ではありませんでしたが、
両親は何よりも主を第一にしていましたので、
色々ありましたが、幸せいっぱいの家族でした。


食事は原則全員一緒に食卓につき、
必ず感謝の賛美と祈りをささげてから始まります。


また、父はよく兄弟一人ひとりを呼び出し、
「個人面接」として、近況や信仰状態を気遣ってくれました。
いつも、子ども達の最善を考え、尽くしてくれました。


母は慈愛に満ちた人であり、
どんなに辛い事があっても、
母の声を聞けば安らぎ、
母の横にいるだけで気持ちは落ち着きました。


姉も妹も弟も、
たくさんの喧嘩や言い争いはしましたが、
いつも私のことを気遣ってくれました。
(私は頑固でひねくれていましたので・・・)


それなのに。
それなのに。
私は大切な家族を裏切り続けていました。
家族の愛に誰よりも包まれていたはずなのに、裏切っていました。
神の愛を体、心いっぱいに感じていたのに、背を向けていました。


毎週教会は守っていました。
賛美を歌い、祈っていました。
しかし、実際の私生活は、
この世に流され、この世に浸かり、
決して「クリスチャン」と言えるようなものではありませんでした。


こんな裏切り行為をしていた私ですから、
外面はいいものの、内面はめちゃくちゃでした。
どんどん空く心の穴を、プライドや高慢、自我で埋めていました。
自分の罪を隠すために、偽りで塗り固めていました。


こんな私は見捨てられてよい存在でした。
神からも、家族からも、
「お前は私の子どもではない。」
そう言われてよい存在でした・・・。


しかし、神は諦めませんでした。
愛するわが子、帰って来い。
御子の十字架はお前のためにあるんだ。
お前のためにあるんだ。戻って来い!


どんなに私が、背を向けようとも、
どんなに私が、主を悲しませても、
神は諦めませんでした・・・。
佐々木満ちるを愛していると叫び続けてくださいました。


家族も皆、私を見捨てませんでした。
父を傷つけることを言ってしまった事がありました。
母を悲しませることをしてしまった事がありました。
姉を傷つけてしまった事がありました。
妹に嫌な思いをさせた事がありました。
弟にとって良い模範ではありませんでした。

しかし、家族は私を諦めずに祈り続けてくれました・・・。
私を受け入れてくれました。



私は、今本当にいるべき場所に帰りました。
私を愛し、心から支えてくれる神の家族の元へ帰ったのです。


この神は、私の神ではありません。
この神は、私たちの神です。


ところが、まだ家までは遠かったのに、
 父親は彼を見つけ、かわいそうに思い、
 走り寄って彼を抱き、口づけした。

             ルカ15:20

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